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承和色(そがいろ)

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 黄菊の花色の澄んだ、透明感のある色は黄檗(きはだ)で染めて表され、「承和色(そがいろ)」と名づけられています。仁明天皇の在位年号である「承和」が由来だそうで、天皇が愛した菊を「承和菊」と呼んだところから始まったとされているそうです。 菊というと枚方菊人形を思い出します。子供のころは菊ってこれといって興味がなく なんでこんなに大々的なのかがわからなかった。 大人になってか、今みると菊にも様々な種類があって味わいのある花なんだなと。 子どものころにはわからないことも大人になってわかることもありますね。 でもまだ、盆栽と松の枝ぶりのこととか壺とか骨とう品に関してはさっぱり・・・ まあ、大人になることとは別に好みというものがありますもんね。 さて、今週も一週間よろしくお願いします。

ハチクマ

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  ハチクマは、夏鳥として九州以北の平地から山地の森に渡来し、子育てをするタカのなかま。この鳥の主食が昆虫のハチだから。特にあの恐ろしいスズメバチが大好物なのです。 ハチを食べるクマタカに似た鳥なのでハチクマという名前になったと言われています。 この鳥はスズメバチの巣を掘り返して食べるそうで、スズメバチがどんなに攻撃しても 大丈夫だそうです。そして、羽毛の成分であのスズメバチがおとなしくなるそうです。 自然界の不思議は人知を超えますね。越冬の距離も1万キロを超えるそうです。 それも1羽で。群れで飛ばないそうなのです。 人もどんなことがあっても、一人で立ち向かわなければならないことがあります。 めげずに頑張りましょう。今日も一日よろしくお願いします。

かぼす

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  漢字で「香母酢」と書き、香りの良い酢を当て字にしたとされています。諸説ありますが、江戸時代では蚊よけに刻んだかぼすの皮を使っていたことから、「蚊いぶし」「かぶし」「かぼす」に訛化したのが名前の由来とされています。 かぼすの香りはいいですよねー。かぼす酎ハイもいい! 旬のものをいただくのは最高の幸せ。通年手に入りますが、 旬は8月から10月です。露地栽培ものはこの時期ですね。 朝方涼しくなってきたので、こういう時に夏バテや体調を崩しやすいので 気を付けてお過ごしください。 今日も一日よろしくお願いします。

行き合いの空

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  夏の入道雲から、少しもやもやした秋のうろこ雲やすじ雲へ。 両方が混在している様子が空にあらわれることを「行き合いの空(ゆきあいのそら)」 と言います。 そろそろ秋の空気が現れ始めています。 徐々に季節が移り変わっていきますが、ようやく暑い夏を超えたのかと思いますね。 まあ、まだ暑い日は続くのですが。。。 こういった時こそ、体調を崩しそうになるので 身体には気を付けて頑張りましょう。 今日も一日よろしくお願いします。

七十二候/禾乃登(こくものすなわちみのる)

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  七十二候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」は処暑の末候で、9月2〜7日頃。 「禾(のぎ)」は穀物の穂先の毛のことで、稲が実り始める頃という意味です。 今回の台風10号は最大級の台風との話でしたが、台風の被害というよりも またも新たな言葉が「遠隔豪雨」というものの被害が大きかったですね。 台風の進路はまあ、遅いわうねるわわけのわからん台風でした。 大阪は幸いなんにもなくて・・・台風と思えない状態でした。 とにかくお米が不足しているのでこの「遠隔豪雨」で新米まででなくなると 大変困りますね。 本当に何があるかわからない今日この頃。 事前準備というよりも、その場その場で臨機応変に対応するしかないでしょう。 今週も一週間よろしくお願いします。

灯籠

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  「灯籠」は、お寺や神社、お祭りなどでよく見かける古くからある照明器具のひとつです。「灯(あかり)」の「籠(かご)」と書き、文字通り、灯りの火が消えないよう枠で囲いをして風から守る役割をしています。 どこまでいっても人間自体はアナログです。 照明器具もLEDやなんや明るいですが、ろうそくのような揺らぎのある明かりは ホッとしますよね。光も木陰のゆらぎ。風も扇風機よりもそよ風のゆらぎ。 ONとOFFだけではなく、連続したゆらぎのある生活が人間らしいのかもしれません。 今は仕事はパソコンやデジタルですべてが動いていますが それは人間的にはストレスなんだと思いますよ。 ああ、すべてアナログで仕事していたころはよかったなあ。。。 紙とカーボンとボールペンで仕事してたなあ。。。 今は電気が止まれば、何一つ仕事できません。昔は人間がいれば何でもできたけど。 時代は進むのみですが、忘れたくはないですよね。 今日も一日よろしくお願いします。

秋津国

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  かつてこの国は「トンボの飛ぶ豊かな国」という意味で「秋津国・秋津洲」 と表現されていたのです。 シオカラトンボやオニヤンマは夏のトンボ。 赤とんぼが現れると、「ああ、秋になったなあ」と思います。 農業の国で益虫であるトンボは昔から親しまれていたのでしょう。 もう少しで赤とんぼの季節がやってきます。 あと少し夏の暑さに耐えましょう。 今日も一日よろしくお願いします。