棚田

 


棚田は日本の中で、山の多い地域において決して珍しくない水田でしたが、
きっちり四角で区切られた水田に比べると農作業の機械化が難しい点などから、
少しずつその数を減らしています。昼と夜の温度差が上質なお米作りに
つながることや、大雨が降ってもその一部は段々になった水田に溜められるため
洪水を防ぐ効果があったり、山の傾斜が田んぼになっていることで土砂崩れや
地滑りを防いだりと、雨の多い日本において棚田はとても理にかなっています。

そして、その美しさは平地の水田よりも数段美しい風景が見れます。
私も旅をするとこの季節、棚田を見るとほっとしますね。

先人の知恵と自然との共存、本当に大切なものを効率を追求したり
古いことは「悪」として駆逐する昨今。悲しいばかりです。

仕事も本当に無駄なことや不要なことはいいのですが、
先人が積み上げてきた仕事を意味もわからずに変えていくことは本当に
正しいことでしょうか。仕事は現場が最前線です。
変えることにより、無駄なことを増やすことになることを考えましょう。

さあ、現場第一、今日も一日よろしくお願いします。

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