七十二候/蚯蚓出(みみずいずる)

 


ミミズが土を耕すことは古くから知られていたようで、日本では「自然の鍬(くわ)」といわれてきました。春に孵化するミミズは夏に活動期を迎えるため、この季節の七十二候にあげられています。

最近はアスファルトばかりで、土を見かけることが減りました。そのため、ミミズも街ではとんと見かけません。ところが、意外と排水溝に土が溜まっていて、土が妙に柔らかいなと思うと、ミミズがいます。本当にミミズがいる土はふかふかの腐葉土になっています。誰にも知られずに自然の循環の仕事を行っているミミズ。こういったことが大事なのですね。

仕事も誰にも知られないで、きちんとやっていることが一番大事なのです。
目新しいことがもてはやされる今日この頃ですが、日々の仕事をきちんと行いましょう。

今日も一日よろしくお願いします。

コメント

このブログの人気の投稿

茶摘み

すずらんの日

長居植物園