根曲がり竹

 


5月から6月にかけて主に北信越地方、東北地方、北海道などで採れる千島笹(ちしまざさ)の若竹です。名前の由来は、豪雪地帯で雪が残っている頃に芽が出るため、雪の重みで根から曲がって伸びていくことからきています。根曲がり竹は、アク抜きは不要ですが、日が経つにつれて、アクが出て食味が落ちますので、出来れば買ってすぐに調理された方が良いです。

山菜系はなんでもそうですよね。一番おいしいのは、採ってすぐに食べること。
親戚の人が福島にいるのですが、本当にそこらの葉っぱやこごみ、タラの芽を庭先から採ってすぐに天ぷらにしてくれるのですが、もうそりゃあうまいことうまいこと。。。
どんな高級料理店の山菜の天ぷらもはだしで逃げ出す美味しさよ。

時代が進んで、保冷技術や運送技術がすすんでも現地のうまさにはかないません。
野菜にいたっては、大阪府下の産直でさえびっくりするおいしさ。。。
ああ、大阪市のスーパーは本当に偽物しかおいていないのであろうか。。。
まあ、高かったら買わない消費者が悪いのですが。。。

どんなことも現場しかわからないことがあります。
現場を知らない人が頭で考えたことは基本的にろくでもないことが多い。
さあ、現場は私たちが回しています。今日も一日よろしくお願いします。

コメント

このブログの人気の投稿

茶摘み

すずらんの日

長居植物園