七十二候/鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

 


オオタカは一年のうち半分を子育てのために過ごしていることになります。
ようやく巣の外に出るようになっても、巣の近くを飛び移りながら、少しずつ行動範囲を広げ、1ヶ月以上の間、親鳥とともに行動して、狩りを学んでいきます。親から完全に離れて独立していくのは8月か9月頃。「鷹乃学習」は親子で空を舞う期間限定の風景を眩しく見上げてきた、そんな人間たちの長い営みも感じられる一候です。

人間の子育てはもっと長い。子育てだけではなく仕事の継承も時間がかかります。
ですが、昨今一子相伝のような仕事の継承方法はなくなってきましたね。
マニュアル化や、全く新たに考え直したり、先人はノータッチになったりします。
たしかにいい面もあるかもしれませんが、なにやらヒヤヒヤするのは私だけ?

まずは今の仕事をがんばっていきましょう。今日も一日よろしくお願いします。

コメント

  1. 作業の継承が出来てないのでヒヤヒヤしか無いです!!
    システム化が進んだ面もありますが物流面はマンパワーのままの部分が多いです…
    鷹の子育て同様に、引き継ぎ半年は必要と感じますが…

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    1. 本当にそうですよね。どんどん現場力がおちてきてしまいます。
      どこまでシステム化してもそれを使うのは人間なので、現場では毎日様々なことが
      発生するのでその対応は人間がするしかないんですよね。
      しーらないっていえればいいのですが。。。なんてね

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