蚊取り線香

 


蚊取り線香のルーツは、平安時代に使われていた「蚊遣り火(かやりび)」にあると言われています。当時は、よもぎの葉やカヤの木、杉や松の青葉を火鉢で燃やし、煙を炊いて燻すやり方で蚊を追い払っていました。日本の古典の随筆や和歌、俳句にも「蚊火」や「蚊遣火」としてその記述が残っています。

最近は本物の蚊取り線香を使うことは少なくなりましたね。
蚊取りマットやベープなど、電気で使うものが主流です。

ですが、蚊取り線香の独特の香りと煙は夏の思い出が一緒に現れます。
昭和ブームって、やっぱり今の日本の文化や社会はなにか息苦しいのかもしれません。

昭和を知るものとしてはある意味いい経験をしているのかも・・・

今日も一日よろしくお願いします。

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