七十二候/綿柎開 (わたのはなしべひらく)


 

木綿は明治までは100%の自給率でしたが、現在はほぼ1パーセント以下。
私たちが身につけている木綿はほぼ輸入品です。国産の木綿を「和綿」といいますが、
和綿は繊維が短く、太く、丈夫で、独特の厚みと弾力があったといいます。

日本のいいものをどんどんすてて、輸入にたよっていった結果が現在の日本ですね。
本来日本人は物作りが大好きで一次産業が国民性とあっているんですよね。

もう輸入をすべてやめてすべてのものを国産で自給自足すればいいじゃないか。
ガラパゴス上等、どんなに標準化や国際化をしたも必ずガラパゴスに変貌していく
のであれば、ガラパゴス前提で社会を運営したらいいのでは?

古きものを捨て、新しいものはいいところもあるのでしょうが、
古きものの良さを理解せずに捨てていくのは古い人間にはよくわからない。

時代の歯車は回り続けます。今週もお疲れ様でした。
今日も一日よろしくお願いします。

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