虫干し
虫干しとは、虫やかびがつくことを防ぐために風通しをよくし、日に当てることを言います。衣類だけではなく、書物や着物などの調度品に対して、年に3回ほど行うことを総称して「虫干し」と言いました。
・7月下旬〜8月頃、夏の土用に梅雨の間についた湿気を取り除く「土用干し」
・10月下旬〜11月頃、爽やかな風が吹くときに行う「虫干し」
・1月下旬〜2月頃、空気が乾燥する季節に風通しをよくしておく「寒干し」
今は虫干しというと、倉庫に詰め込んでいた埃まみれのものをどうにかするものの
ように思いますが、本来は年に3回もやっていたんですね。
こういった季節の行事的なものがどんどん薄れる現代の生活。
便利なものが増えていますが、その結果環境問題が発生しているんですよね。
SDGsなんて言っているのであれば、便利なことをやめて手間暇をかけていくのが
本当は環境にも人間にもいいのかもしれません。
今時は結局経済最優先で表面づらだけ「やってる感」をだしているだけで
中身が伴わないことが多い・・・というかそればっかりのような気がします。
人間はもう一度原点に立ち返る必要があると思います。
今日も一日よろしくお願いします。
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